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ブラック企業の社畜クリエイターがフリーランスイラストレーターに転職した【転職編】

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こんにちは、おさしみちゃんです。
わたしは今、フリーランスのイラストレーターと制作系のアルバイトで暮らしていますが、その前は恫喝やサービス残業、休日出勤などが当たり前のいわゆるブラック企業社員でした。

今回はブラック企業社員だったおさしみちゃんが、会社を退職してフリーランスイラストレーターになるまでの経緯を【退職編】【転職編】に分けてお話します。

おさしみちゃん

今回は転職編!
フリーランスイラストレーターに…俺はなる…ッ!!

おさしみちゃんとは

おさしみちゃん

京都の某私立芸術大学を卒業。ちなみに専攻はマンガ。
とある企業に新卒入社、クリエイティブ職に就くもとんだブラック企業だったため、新卒2年目でクリエイティブ職に限らず営業やマーケティング、WEBサイト・SNSの運用管理、広告担当なども兼任。その後、病んで退職。
社会に絶望し己しか信じられなくなったため、転職せずフリーランスイラストレーターとして活動を開始。現在は紆余曲折ありなぜかライターも兼業。

前回【退職編】のあらすじ

新卒でとんでもないブラック企業に入社してしまったおさしみちゃん。

働きすぎで心身共におかしくなってしまい退職を願い出るも、人手不足や業務内容などを顧みて「あと4ヶ月待って」と言われてしまいます。

そんな中、突如社長が持ち前のメンヘラを発揮し「もう俺自信ないよ…こんな経営者みんな嫌でしょ…?希望退職募るね…でもみんな俺のこと好きだから辞めないよね…?」と言い出したので、こんなチャンスはないぞとどさくさに紛れて退職することに成功しました。

おさしみちゃん

このトンチキ社畜ストーリーは以下の記事で読めます。

ブラック企業の社畜クリエイターがフリーランスイラストレーターに転職した退職編

そうだ、フリーランスイラストレーターやってみよう

紆余曲折ありながらも何とか無事無職になったおさしみちゃん。

幸い貯金はあったのでとりあえずしばらくニートしよう!と思い、絵を描いたり、積んでいたゲームや漫画を消化したり、遠方に住む友達の家にフラッと遊びに行ったりと人生を謳歌していたのですが、半月が経ったあたりから急に【何にも属していない、誰からも必要とされていない、社会から切り離された自分】の状況に恐怖心を抱き始めました。

そこで、友達に「フリーランスでイラストレーターやってみたら?」と助言されます。

それまでフリーランスになるだなんて考えたこともなかったのでまさに青天の霹靂!という感じでしたが、どうせまだ転職活動はしない(したくない)し、小遣い稼ぎのつもりでちょっとやってみっか〜という軽い気持ちでフリーランスを始める準備にかかりました。

おさしみちゃん

人呼んで『行動力の化身』

フリーランスイラストレーターをやってみて

そんなこんなで何となくフリーランスイラストレーターを始めてみたのですが、結果としては思ったより稼げました。
都内一人暮らしでもやっていけなくはないくらいの収入は得られました。

ただ、収入が安定しないのめっちゃ怖い。
今は稼げていても、もう来月再来月にはお仕事がないかもしれない。
せっかく稼いだお金を使うのが怖くなり、過剰に節約を意識するように…
※思ったより稼げるとは言っても無名のペーペーである

また、誰にも会わずほとんど毎日家でひとりというのも苦痛でした。
クライアントとのやり取りは基本的にチャットが多く、独り言か鼻歌でも発さない限りは声を出すこともほとんどありません。

追い詰められたほうが頑張れるタイプの方や、1人で過ごすのが大好きで苦じゃない方、おうちにご家族がいる方などはすごく向いていると思うので、ここは正直人それぞれですね。

わたしは小学校、中学校、高校、大学、そして会社と当たり前に集団行動をしてきたので、自分が家で1人きりで過ごすのが無理なタイプだとは全然知りませんでした。
なんなら、それまでは「引きこもって絵だけ描けたら幸せだろうな」と思っていたくらいです。

数ヶ月頑張った後、「これは無理だ!このままじゃ病む!」と思い、何か対策をしようと考え始めました。

おさしみちゃん

どんな準備をしてどんな風に仕事を取ったかはまた別の記事でお話しします!

アルバイトを探そう

フリーランスを辞めて就職することも考えましたが、せっかく軌道に乗ってきてリピーターさんも増えてきた中で辞めてしまうのももったいないと思い、アルバイトを探すことにしました。

始めは近所のコンビニやスーパー、飲食店などの張り紙を見て検討していましたが、途中で「どうせアルバイトするなら絵の上達に役立ちそうな仕事のほうがいいかも?」と思い直し、いくつか転職サイトを見て【勤務形態アルバイトでイラストレーターを探している企業】の条件を確認しながら、履歴書とポートフォリオを送りました。

確認する条件のポイントとしては、【最低週何日勤務か】と【同業種での副業は可能か】が特に大切かと思います。

フリーランスの仕事量とアルバイトの日数は、スケジュール面的にも収入面的にも照らし合わせが必要ですし、後者の同業種での副業の可否に関してはアウトだった場合、フリーランスイラストレーターを辞めなければなりません。

もしわたしと同じくフリーランスとアルバイトの二本を考えている方がいらっしゃれば、ぜひご参考ください。

そんなこんなでとあるクリエイティブ系の会社に採用されたわたしは、週に3日だけイラストレーターのアルバイトに行くことになりました。

おさしみちゃん

前職の退職直後は本当に「二度と社会に出たくねえ!」と思っていたけど、アルバイトは社員と違って比較的気楽かも〜。

憧れよりもメンタルを優先

結局のところ、業種や職種に向き不向きがあるように、フリーランスにも向き不向きがあります。

それはもちろんフリーランスでやっていけるレベルのスキルを持ち合わせているかどうかの問題もありますが、わたしのように性格的な問題も関わってきます。

フリーランス1本でやっているイラストレーターへの憧れはもちろんありますし、そうなれればよかったと思う気持ちもありますが、わたしはそれよりも自分のメンタル面を優先し、今の形に落ち着きました。

結果、今は病むことなく、フリーランスのイラストレーターもアルバイトも両方楽しく続けられています。

おさしみちゃん

病んで描けなくなったら元も子もないから、楽しく続けられる方法を考えよ!

大切なのは挑戦してみること!

ここまでの経験で一番よかったなと思ったのは、『とりあえずフリーランスイラストレーターに挑戦してみた』こと!

挑戦しなければ自分の向き不向きはわかりませんでしたし、わからないまま「フリーランスイラストレーター…いいなあ…かっこいいなあ…」と思い続けていたかもしれません。

それに何より「やってみた結果、向いてなかった!」という事実が自分の中にあるかないかは本当に大きく違うなあと思います。
わたしの場合、そこからまた試行錯誤し上手い方向に転じることに成功したのでばんばんざいです。

フリーランスイラストレーターに挑戦する、というのはかなり勇気が必要かつ、環境がある程度整っていないと難しいことではあります。
逆に言うと、少し頑張ってでも環境を整え、勇気を振り絞れば挑戦する余地はあるということです。

挑戦する前から諦めたり、ずっと「フリーランスイラストレーターになりたかった…」と思い続ける人生にならなくてよかったなと思っています。

もしいま会社がしんどくて辞めたいと思っていたり、イラストレーターの夢を捨てきれない方がいらっしゃれば、ぜひ一度は挑戦してみてほしいと思います!

おさしみちゃん

それでもしダメだったら人生終わるとかじゃないしな!挑戦はタダでもできる!

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