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【体験談】現役イラストレーターが教えるフリーランスのなり方とアドバイス!

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こんにちは、おさしみちゃんです。
絵描き友達やSNSのタイムラインなどでよく見かける悩みがあります。

「フリーランスイラストレーターやってみたいけど、何から始めたらいいの?」

わたしは幸いフリーランスの先輩が近くにいたのでその子に聞くことができましたが、それでもかなりイラストの系統が違ったため、始めた当時はかなり探り探りでした。

そこで今回は、わたしの実体験をもとに【フリーランスイラストレーターのなり方とアドバイス】をお話したいと思います!

おさしみちゃん

こういうの教えてくれる人あんまいないのよ!

おさしみちゃんとは

おさしみちゃん

京都の某私立芸術大学を卒業。ちなみに専攻はマンガ。
とある企業に新卒入社、クリエイティブ職に就くもとんだブラック企業だったため、新卒2年目でクリエイティブ職に限らず営業やマーケティング、WEBサイト・SNSの運用管理、広告担当なども兼任。その後、病んで退職。
社会に絶望し己しか信じられなくなったため、転職せずフリーランスイラストレーターとして活動を開始。現在は紆余曲折ありなぜかライターも兼業。

フリーランスを始める準備

前提として、まずは法人ではなく個人から依頼をもらうことを目標としたうえでお話します。

わたしがはじめに準備したものは以下になります。

  • 新しいTwitter(現X)アカウント
  • クラウドソーシングサービスのアカウント
  • サンプル用のイラスト

わたしは元々オタクということもありファンアートや二次創作のイラストを載せるTwitterアカウントは所持していたのですが、心機一転と棲み分けのため新アカウントを開設しました。

そしてそれと同名義でクラウドソーシングサービスにもアカウント登録。
わたしはココナラを利用していますが、気に入ったサービスで大丈夫です。

クラウドソーシングサービスの始め方に関しては以下の記事をご参考ください。
(こちらはSKIMAを使用していますが、どのクラウドソーシングサービスでも応用可能な内容になっています。)

いざ始めてみた

とりあえず実績を積むため、Twitterにてアイコン依頼を【1枚1000円(納期2日)】という破格の値段と納期で募集してみたところ、新設アカウントにしては思ったよりも依頼がきました。
完全に速筆だからできることですので、数字はあまり参考にはしないでください。

ここで得た実績をもとに、ココナラにもアイコン依頼を出品。
値段は半月程度のペースで徐々に上げていきました。

ハッシュタグなどを上手く利用しこれらを続けていると、だんだん「この人はイラスト依頼を受けてくれる人なんだな」といったイメージが付いてきます。

アカウントのプロフィールに【ご依頼募集中】【お仕事のご相談はこちら】などの文言を載せ、わかりやすくイラスト依頼を受けているアピールをするのも重要です。

ハッシュタグはその時その時で流行っているものが違うので、同業の人のアカウントなどを参考に、流行っていそうなハッシュタグを見つけてみてください。

おさしみちゃん

自分の技術を安売りするのはよろしくないので、値段は自分が納得できる範囲で設定すること!

フリーランスを始めてみて大切だなと思ったこと

おさしみちゃんが個人的に大切だなと思ったことをお話します。
完全にわたしの肌感ですので、もちろんマイウェイを進んでいただいても大丈夫です。

①画力より愛嬌

Twitterやココナラ、SKIMAなどのクラウドソーシングサービスなどを見ていると、画力よりもイラストレーター本人の対応力や愛嬌が重視されているような印象を受けます。

実際イラストを頼む側の目線になって考えると、どれだけ上手くても、無愛想だったりただ作業として言われたことだけを淡々とこなされたりすると、「頼みづらいな」「やり取りしづらいな」と感じると思います。

フリーランスをやっていく上で重要なのはリピーターを増やすこと。
そのためにはひとりひとり丁寧に接し、「またこの人に描いてもらいたい」と思ってもらえるような関係づくりを目指しましょう。

おさしみちゃん

クライアントさんとのやり取りは接客業と同じだよ!

②コミュニケーション能力

①に通ずるものがありますが、とにかくコミュニケーション能力は大切です。

個人相手の場合イラストを依頼することに不慣れな方も多く、またクライアントの多くはご自分で絵は描かれないので、注文内容がかなり抽象的なことも。
その場合はこちらが主導でクライアントの希望を聞き出す必要があります。

また、待っていればイラスト依頼が舞い込んでくる、というわけでもないので、閑散としている時には営業をかけて自分で仕事を取りに行く必要性も出てきます。

イラストレーターとは言え、絵だけ描いていればいいという状況にはなかなかなれないのが現実です。

おさしみちゃん

話し方や言葉選びで印象は大きく変わる!

③コネは使えるだけ使う

結局勝つのはコネです。

とにかく自分がイラストレーターをやっていることを周りに言いふらしましょう。
まずは認知してもらい、できればどのような絵を描くかまで刷り込めれば完璧です。

わたしはそれで友人の会社の仕事を手伝わせてもらったり、結婚式のウェルカムボードを作ったり、友達にイラストレーターを探している知り合いを紹介してもらったりなど、友人たちのおかげでそこそこ仕事に繋がっています。

おさしみちゃん

マジでありがとう友人たち!LOVE!

④とにかくイラストを増やす

サンプルイラストは多ければ多いほど良いので、依頼とは別に描いたイラストなどもこまめに投稿し、できるだけメディア欄にイラストを増やしましょう。

どの絵が人の目に止まり、どの絵を見て自分に依頼をくれるのか、特に最初は方向性なども定まらず、見当をつけるのは難しいかと思います。

とにかくイラストをたくさん載せていると、そのうち自分のどんなイラストが人の目に止まりやすいかがわかってきて、方向性を決める鍵のひとつとなります。

おさしみちゃん

数撃ちゃ当たるも作戦のうちってワケ。

⑤SNS投稿は絵を中心に

あまり絵に関係ない雑談や画像を投稿しすぎると、残念ながらフォロワーは減少します。
すべての人に当てはまるわけではありませんが、イラストレーターのアカウントをフォローする人が求めるものはイラストであって、イラストレーターの生活ではないのです。

これに関してはわたしも何度も複雑な感情になりました。
イラストレーターもひとりの人間であって、絵を描くロボットじゃない。
それでもそのアカウントで商売をする以上、外観には気をつけなければなりません。

承認欲求や自己顕示欲は、隠しているつもりでも無自覚に漏れ出てしまいます。
そしてそれは、人が離れていく原因を作りやすいものでもあります。

もし日常や雑談の投稿をしたかったり、フォロワーさんと交流したかったりなど、絵以外のこともたくさん投稿したいのであれば思い切ってサブアカウントなどを作ってみるといいかもしれません。

おさしみちゃん

SNS、ムズカシイネ。

フリーランスのメリットとデメリット

会社員とフリーランスをどちらも経験したおさしみちゃんが思うフリーランスのメリットとデメリットはこちら。

メリット

  • 自分の時間を作りやすい
  • 調整次第で連休も取れる
  • 出勤の必要がない
  • 1日の勤務時間に縛りがない
  • 好きなことを仕事にできる

言わば自分が社長なので、時間の使い方が自由になります。
朝通勤ラッシュの電車に乗らなくていいのが本当に本当に楽で、お出かけも平日にできるので混雑に巻き込まれることが少ないのがかなり嬉しいです。

デメリット

  • 収入が不安定
  • 人と会う機会が減る
  • 引きこもりがちになる
  • 連絡などもすべて自分で行わなければならない
  • 健康保険や年金、確定申告などの管理

定期的に仕事をくれる取引先などを見つけない限り、収入が安定することはなかなかありません。
また絵を描く時間と同じくらい連絡や事務作業に時間を使うので、その方面が苦手な方は苦しむかもしれません。

まとめ

色々お話しましたが、これはあくまでわたし流のアドバイスになります。
できればたくさんの先輩たちからお話を聞いて、自分に合ったやり方を見つけられればベストですね。

おさしみちゃん

何がヒットするかわからない世の中だから、色々やってみるといいよ〜!

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