ニクスキー
おお、良いですね〜なんでそれ買ったんです？
性能？
え？神絵師が使ってたから。
これ使ったら私も神イラストが描けると確信している。
ニクスキー
え？
絵描きのみなさまはお気づきでしょうか。
日頃から目にしているX（元Twitter）やYouTubeなど、多くの情報が集まるプラットフォームに無意識化で踊らされているという事実に…。
今回はイラストや漫画を描くのが大好きな我々絵描きあるあるの勘違い9選を紹介していきたいと思います。
この勘違いを起こす事で想像力や選択肢の幅が実は狭まってるかも？
もくじ
- 1 絵描き勘違い① 神絵師が使ってるソフト、道具を使えば神イラストが描ける？
- 2 絵描き勘違い② 描き方の本を買えばイラストが上手くなる？
- 3 絵描き勘違い③ プロ絵描きは絶対PCじゃないとダメ？
- 4 絵描き勘違い④ イラストのレイヤー数は多ければ多いほど良い？
- 5 絵描き勘違い⑤ ペイントソフトの機能はあればあるほど良い？
- 6 絵描き勘違い⑥ 絵描きは全部Apple商品を使った方がいい？
- 7 絵描き勘違い⑦ 筆圧の効かないペンは使えない？
- 8 絵描き勘違い⑧ 絵描きはデジタルイラストじゃないとだめ？
- 9 絵描き勘違い⑨ 絵描きはイラストを描く意識が高くないとだめ？
- 10 さいごに
- 11 Twitterやってます！
絵描き勘違い① 神絵師が使ってるソフト、道具を使えば神イラストが描ける？
プロが使っているソフトや道具と同じものを使っていれば
「イラストが上手くなるかもしれない」
「神イラストが描けるかもしれない」
そんな事を思っている方はいませんか？
大丈夫、気のせいです！！
神絵師のイラストがなぜ神イラストなのかというと、ご本人の培ってきた経験、知識、技術によるものがほとんどです。
ただ同じソフトや道具を使っているだけでは神イラストは描けません！！
ニクスキー
ただし、「神イラストを描けるかもしれない」という期待をする事でモチベが上がり、誰よりも練習する事でもしかしたら神イラストを生産できるようになるかもしれません。
たくさん描きましょ！
絵描き勘違い② 描き方の本を買えばイラストが上手くなる？
神絵師のメイキング本や技術書を買えばイラストが上手くなる。
そう思い込んでいる方はいませんか？
大丈夫、気のせいです！！
ご存知の通り、本は買うだけでは上手くはなりません！
「買う」「読む」「実践する」をして初めて上達します！
買った本はしっかり読みこんで自分の技術や知識の肥やしにしていきましょう！
ニクスキー
ちなみに私はもちろん買っただけで満足してしまうタイプです。
労せず上手くなりてー！
絵描き勘違い③ プロ絵描きは絶対PCじゃないとダメ？
デジタルのお絵描き環境はPCが最強！プロ絵描きはPCで描いてる人しかなれない！
と思ってしまっている方はいませんか？
大丈夫、そんなことはありません！！
iPadとApple Pencilの普及でiPadのみで作業をしているプロイラストレーターさんや漫画家さんも続々と現れています。
iPad向けのペイントソフトの進化も追い風となり、今後さらにプロ絵描きの利用数が増えていくのではないかなと思います。
ニクスキー
ただし、「ファイルサイズが大きい作品の制作」「作業画面上にたくさんの資料を表示したい」など、作業環境としてPCの方が使いやすい！という場面も多数あります。
PCが使いやすい場合は素直にPCを使いましょう！
絵描き勘違い④ イラストのレイヤー数は多ければ多いほど良い？
「レイヤーは多ければ多いほど良い」
「細かく分ければ分けるほどよい」
そんな風に思っている方はいませんか？
大丈夫、そんなことはありません！！
再編集やパーツ毎の塗りなど、レイヤーは本当に便利な機能ではありますが、後から編集予定のないらくがきなどでまで神経質に細かくレイヤー分けをしすぎる必要はありません。
ニクスキー
作業環境によってはレイヤー数が多すぎてペイントソフトが重くなってしまったり、最悪の場合では保存前にクラッシュして作業が吹き飛んでしまう…なんてこともありえます。
自分の環境に応じたレイヤー数内で整理することも大事！
絵描き勘違い⑤ ペイントソフトの機能はあればあるほど良い？
使い方が分からん機能ばっかりだけど、ペイントソフトの機能は多ければ多いほど良い！と漠然と思い込んでいる方はいませんか？
大丈夫、そんなことはありません！！
もちろん「すべての機能を使いこなしている」「機能を使う予定がある」場合では必要ですが、
訳も分からずに使っているだけの方は他のペイントソフトの方が快適な可能性が大いにあります。
機能が多いペイントソフトはそれに比例した容量が必要なので、スペックの低い環境で絵を描いている方は作業の遅延やペイントソフトのクラッシュを招いてしまう可能性があります。
ニクスキー
ペイントソフトはペイントソフト自体の軽さで決めるのもあり！
絵描き勘違い⑥ 絵描きは全部Apple商品を使った方がいい？
「絵描きにはApple製品が良い！」
「Apple製品を使うべき！」
そう思い込んでいる方はいませんか？
大丈夫、これに関しては割とそうかも。
その中でも特に「iPhone」と「iPad」
長年AndroidとiPhoneの両方を使用してきましたが、Androidは色々なメーカー製品があるため、低価格で端末を入手する事ができる利点はありますが、多くの端末で
「カスタマイズ性が高い分UIが理解しづらい」
「熱暴走が起こりやすい」
「挙動が遅い」
などの難点が感じられます。
そしてこれらの難点がiPhoneではあまり問題ではないのがおすすめしたい理由です。
iPadに関してはApple Pencilの追従性が優秀でとにかく描きやすい事が最大のおすすめポイントです。
ニクスキー
とはいえAndroidのタブレットには、低価格かつiPadより筆圧感知レベルの高いペン付きのタブレットも存在するのでこちらも十分におすすめできます！
絵描き勘違い⑦ 筆圧の効かないペンは使えない？
筆圧感知しないスタイラスペンは絵描き用のペンじゃないから買う価値無し！
そんな風に思っている方はいませんか？
大丈夫、そんなことはありません！！
イラストを描く上で筆圧感知が必ず必要かというと、例えばスマホ＋指描き絵描きの方は指なのでそもそも筆圧感知などはしませんよね。
なので必ず必要というわけではありません。
筆圧感知しないスタイラスペンは指の代わりに細い線を描くために使う手段ともいえるアイテムなのです。
「筆圧感知はいらない」
「指だといまいち描きづらい」
「なるべく低価格のスタイラスペンを使いたい」
という方は筆圧感知の有無は気にせず気になったスタイラスペンを買ってみましょ！
ニクスキー
筆圧感知による線の強弱がうまくつけられなくて悩んでる初心者の方にも強弱のつかないペンがおすすめかも。
絵描き勘違い⑧ 絵描きはデジタルイラストじゃないとだめ？
バズってるイラストはデジタルイラストばかり…つまりこれからの絵描きはデジタルじゃないとだめ！
と思ってしまっている方はいませんか？
大丈夫、そんなことはありません！！
デジタルにはデジタルの、アナログにはアナログの良さがあります！
デジタル絵描きさんが多い理由はアナログよりも環境を揃えやすい、燃費が良いからに他なりません。
アナログが好き！という気持ちがあるのであればぜひアナログイラストを極めていってください！
ちなみに株式会社パイ インターナショナルが発行している、絵描きやイラスト好きな方向けの雑誌である「スモールエス」や「季刊エス」のイラスト投稿コーナーは今だに多くのアナログ作品が見られます。
創作のアナログイラストで有名になりたいって方はこういった投稿雑誌に投稿してみるのはかなりあり！
ニクスキー
私も昔投稿してました！
絵描き勘違い⑨ 絵描きはイラストを描く意識が高くないとだめ？
神絵師になるためには
毎日毎秒イラストの事を考え、弛まぬ鍛錬を積み、意識を常に高く持っていないとだめ！
そんな風に思い込んでる方はいませんか…？
大丈夫、そんなことはありません！！
イラストの上達に決まったルールなんてありません！
イラストがうまくなるためには自分に合わない努力をするよりも、絵を描くためのモチベを維持し続けることの方が大事！
自分に合わない無理な努力をすることでイラストが嫌になってしまったら本末転倒！
「好きな作品のファンアートを描く」
「オリジナルのキャラクターを考える」
など、自分が楽しいと思えるお絵描き方法でイラストを描くことを継続していきましょう！
ニクスキー
やっぱ何事も楽しくないと続かない！楽しく描き続けた結果上手くなれるのが理想…！！
さいごに
以上、無意識に思いこみがちな絵描きの勘違いあるある9選でした！
私自身も身に覚えのある思い込みばかりでしたがこれからも頭をやわらかくしながらたくさんイラストを制作していきたいなぁと思います！
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ニクスキー
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みてみて、ペンタブ買った！