仕事においては納期までに……趣味においては同人誌の印刷締切までに……などなど。
絵を描く人には、どこかで“期日までに絵や漫画を完成させなければならない日”が訪れたりするものです。
そんな時にオススメな作業環境を、私の実体験を交えながら簡潔にご紹介していこうと思います。
※これより書かれている内容はすべて個人の見解ですので、絶対の保証はありません。参考程度に読んでいただければ幸いです。
今回は趣味の領域の話で、同人誌制作をしていた時の体験を元に解説していきます。
SNSを断とう！
絵を描いていく中で、刻一刻と迫ってくる印刷の締切…！
頒布したいと考えているイベントに間に合う最後の印刷締切です。仮に、締切まであと1週間だとしましょう。
急いで仕上げないとまずいので、とことん絵を描くことに集中したいですね。
しかし、悲しいことにネット社会に生きる我々は、すぐにTwitterを見てしまうのです。
スマホを手にとって見る。もしくは、PCのウィンドウを開いて見る。
もちろん気分転換として少し見る分には問題ないのですが、とても気分転換とは言えないくらい見入っていることでしょう。実際自分がそうでした。
一度見だしたら簡単には止まりません。これではいけないので、自分はTwitterのウィンドウを閉じ、スマホを少し離れたところへ遠ざけていました。
SNSを断つことが簡単な話でないことは重々承知しております。ですが、本当に集中して絵を描く場合にはこのくらいの心意気を持つことが大事なのです…！
絵がすべて完成したら、自分へのご褒美のように目一杯SNSに触れましょう！！
最適な作業用BGMとは
次に気になる作業環境は、音(BGM)です。
何も聴かずに作業するのはお耳が寂しいし、どうせならイヤホン・ヘッドホンをして、好きな曲を聴きながら作業したい。そうすれば、自然と集中してお絵描きが捗るはず！
しかしそれがまた意外な落とし穴で、好きな曲だからこそ口ずさんでしまうのです…
ノリノリで聴いていると、だんだんと意識が曲のほうに集中。他の曲も聴こう他の曲も聴こう…と連鎖していき…
曲をシャッフル再生する。
↓
口ずさんでいて歌詞が気になりだす。
↓
歌詞を検索しだす。
↓
歌詞を見ながら口ずさむ。
↓
どんどんお絵描きがおろそかに…
集中するためにやったことが、かえって作業を遅くさせてしまいました。
ここからオススメするのは、好きな「曲」ではなく好きな「音楽」を聴き流すことです。
音楽なら歌声が入っていないですし、作業用として聴き流すのに最適かと思います。
ですが、「どうしても歌を聴きながら作業したい！」という時があると思います。そんなとき自分は、1曲をひたすらループして聴きます。
同じ曲がループして流れる単調さから、淡々と作業をし、自然とお絵描きが捗っていきました。
聴きながら作業をすることの問題点
ただ、音を聴きながらの作業にはもう一つ問題があるのです。
それは、YouTubeで動画を見てしまうということです。
イヤホン・ヘッドホンをして、いつでも何かを聴ける状態にあると、気分転換と称して動画を視聴してしまうリスクがあります。
音楽を聴きながら作業をしていたつもりが、ふと気がつくと曲の再生を止め、YouTubeに移動し、動画を見ている。なんていうことが起こってしまうことがあるのです…！
当然ですが、動画も一度見だしたらすぐにはやめられません…
本気で集中するための最終手段！
この状態にまでなってしまった時の最終手段は…
「スマホや漫画などを手の届く範囲に置かず、イヤホン・ヘッドホンを外し、静かな部屋でただひたすら画面に向かい合って絵を描く」です。
………なにそれ、修行か何か？とお思いかもしれませんが、自分にはこれが一番合っていました。なんというかシンプルイズベストです。
音楽を聴いたり、息抜きとしてスマホを少し触ったりするのも、多少作業を捗らせるには捗らせるのですが、やはりそれらの行動はどこかで”絵から目を背けたい”という思いが働いているからこそとってしまうのだと思います…！結果、その行動が目移りする原因となってしまい、作業がおろそかになるという裏目に出てしまっていました。
なによりも大事なことは、締切までに絵を完成させること！
誘惑するものを極力なくし、画面に向かい合って黙々と作業するのが一番の作業環境だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したのは、どうしても集中して絵を描きたい人向けの作業環境で、最後のものに至ってはあくまでもちっとも作業が進まない時の最終手段の作業環境なので、普段のお絵描きはのんびり曲や音楽を聴きながらで全然良いと思います！それが一番楽しいですからね。
また、静かなほうが捗る人もいれば騒がしいほうが捗る人もおり、人によって合う合わないがありますので、この記事はあくまで「こういうふうにして作業が捗った人もいるよ」くらいの参考程度にとどめていただけたらと思います。合わないことを無理してやるのは体に毒なので気をつけましょう！
そもそもこんなに急いで作業をしなければいけない状況にならないように、皆さんは計画的に、期日までに余裕を持って完成させておくようにしましょう！！！
以上、“夏休みの宿題は最後にまとめてやるタイプ”のサツマイモがお伝えしました。
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