こんにちは、兼業絵描きライターのミートポーク・ニクスキーです。
今回は今年2023年10月18日(木)に発売になったばかりの
Fire HD 10(第13世代)
+対応スタイラスペン
こちらを使って
を検証してみました。
今回の記事を通して
- 新型のFire HD 10(13世代)がどんなタブレットか知りたい
- 新型のFire HD 10(13世代)でどんな絵が描けるのか知りたい
- 格安で買えるお絵描き用タブレットが知りたい
- 筆圧感知対応のスタイラスペンが使えるタブレットが欲しい
という方の参考になれば幸いです!
ちなみに今年2023年6月発売のFire Max 11の検証もしています。興味ある方はこちらもどうぞ。
もくじ
Fire HD 10 について
Fire HD 10はAmazon社が販売しているAndroidタブレット「Fireタブレットシリーズ」のひとつで、2015年に第5世代のFireタブレットとして初めて登場しました。
その後2017年(第7世代)、2019年(第9世代)、2021年の2年間隔で新型が発売され、今年2023年10月18日(木)に最新版として発売されたのが今回のFire HD 10(第13世代)なのです。
「Fire HD 10」で検索すると同じ名前のタブレットがいくつも出てくるのは2年間隔で同名のタブレットが出てるから!
Fire HD 10(第13世代)とスタイラスペンのスペック
Fire HD 10(第13世代) 本体
ディスプレイ | 10.1インチ 1080p フルHD |
解像度 | 1920 x 1200 (224ppi) |
重量 | 434g |
本体サイズ | 246 x 165 x 8.6mm |
RAM | 3GB |
CPU | 8コア (2×2.05GHz、6×2.0GHz) |
容量 | 32/64GB |
バッテリー | 最大13時間 |
充電時間(正規品使用時) | 約4時間 |
スピーカー | Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー |
カメラ | 5メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ |
USBポート | USB-C (2.0) |
カラー | ブラック、ブルー、パープル |
世代 | 第13世代 – 2023年発売 |
その他 | Alexa対応、Showモード対応、一年保証付き |
価格 | ¥19,980(税込) から |
スタイラスペン
筆圧感知レベル | 4096段階 |
傾き検知 | +/-45度まで |
バッテリー | 単6電池で駆動。 最長6ヶ月のバッテリー寿命。 スリープモード機能でバッテリーの消費を節約できます。 |
同梱物 | ペン先付きスタイラス 単6電池 1個 クイックスタートガイド ペン先交換用ピンセット 交換用ペン先 1個 |
その他 | 90日保証付き |
価格 | ¥4,980(税込) |
Fire HD 10(第13世代)でイラストは描けるのか?
最初に結論を言っておきます。
描けます!
ちなみに今回検証のためにこんな感じのイラストを描きました。
作成時間:3時間ほど
ペイントソフト:メディバンペイント
その他:専用スタイラスペン使用
使用したスタイラスペンは筆圧レベルが4096段階あるので格安AndroidタブレットであるFire HD 10(第13世代)でも濃淡のある厚塗りのイラストが描けます。
Fire HD 10(第13世代)の見た目
Fire HD 10(第13世代)の見た目はこんな感じです。
こちらが正面。
背面。Amazonのいつものマーク。
端末の角。丸みがある。
サイドボタン。電源と音量ボタンがある。
背面カメラ
充電はUSBタイプC対応。
そして今回のFire HD 10(13世代)から筆圧感知可能なスタイラスペンに対応!
これがスタイラスペン全体。サイドボタンがひとつあります。
手が小さめの私が持った時のサイズ感はざっくりこんな感じ。太めのボールペンって感じ。
Fire Max 11と違って端末の磁気にくっつける事ができないのでそれだけ注意。
価格は¥4,980(税込)で、今年2023年6月に発売したFire Max 11専用のスタイラスペンを最新のFire HD 11(13世代)でも使うことができます。
Fire HD 10(第13世代)とスタイラスペンで描いてみた!
という事でイラストを描いた際の描き味や塗り心地に関してのレビューをしていきます。
スタイラスペンの接続(ペアリング)は不要!ペンの後ろを回し開けて電池を入れたらすぐに描き始められます。
Fire HD 10(第13世代)に対応しているペイントアプリ”メディバンペイント”を使う場合は必ず「設定」<「筆圧ペンを使用する」と「パームリジェクションを有効にする」にチェックを入れてから使いましょう。
線の描き味はこんな感じ。軽いタッチでもしっかり描けて、線の途切れも無い。
ただ、ペンの追従性は少し遅めなので高速での描画には弱そう。
多くの人は線も塗りもじっくり描くと思うので思うほど気にならないかも?
アプリのパームリジェクション機能にも対応しているので手の側面をついて描けます。
色塗りも同様でしっかり塗れます。
色塗り用のブラシは容量重めのブラシもあるのでブラシサイズ大きめで塗ると遅延が気になるかも?
筆圧感知利用した塗りもしっかりグラデーションが付けられるので微妙なニュアンスの表現もしっかりできる。最高。
Fire HD 10(第13世代)の処理スピードやキャンバスの大きさの兼ね合いかジェスチャーの挙動は少しゆっくりめ。
おまけ
ちなみに対応のスタイラスペン以外では描けないの?と自分で疑問に思ってしまったので百均に売っているような一般的なスタイラスペンでも描いてみましたが…
安心してください。こちらはこちらでしっかり描きやすかったです。
ただご存知の通り、ペンの先が太めなのと筆圧感知が無いのでFire HD 10(第13世代)で絵を描かない方/メモ帳として使いたい方あたりはこれで十分かもしれないですね。
Fire HD 10(第13世代)まとめ!
最後に、Fire HD 10(第13世代)の良かったところとちょっと気になるポイントをまとめておきます!
◎良かったところ
なんといっても格安!
やはりなんと言ってもこれ。筆圧感知機能対応のスタイラスペンが使えるタブレットとしては破格なお安さなのが何よりも魅力!
お絵描き用のタブレット初心者の方に全力でおすすめできるクオリティなのも◎。絵は描かないけど格安なAndroidタブレットが欲しいという方にもおすすめです。
描きやすい!
正直、格安タブレットだし描き味もそれなりなんでしょ…?と舐めてましたすいません。格安なのにしっかり描けます!がっつり筆圧を使って描きたい方にはiPadよりもおすすめかも?
持ちやすい!
端末の背面の材質がざらざらとした手触りなので、カバーをしていなくても滑りづらく、持ちやすい!
見やすい!
ディスプレイのバックライトが若干黄色味がかっているため光が苦手な私には程良い明るさと感じました!
※この黄色味はイラストを描く上で邪魔になるほどではないのでご安心ください。
ちなみにディスプレイの明るさ重視の方にはFire Max11がおすすめ!
Fire Max11との比較記事も書きましたので興味のある方はこちらもどうぞ!
▲気になったところ
スタイラスペンを端末に付けられない
スタイラスペンを磁気で端末につける事ができないので持ち歩きの際は別途収納が必要!
スタイラスペンを無くさないように気をつけて!
挙動はゆっくりめ
ペンやジェスチャーの挙動はゆっくりめなのでそういったスピード感は求められない。
以上です!気になるけど使ってみないと購入判断できない…!って方はビッグカメラなどの家電量販店でならお試しできると思うので足を運んでみてね!
Fire HD 10(第13世代)の購入について
▼32GB
▼64GB
▼スタイラスペン
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