もくじ
少年ジャンプ+漫画賞2022年冬期 準入選作品
Twitterのトレンドに急遽登場した謎の「ドキドキヌプヌプメモリアル」という言葉。
これは少年ジャンプ+漫画賞2022年冬期 準入選作品『ドキドキヌプヌプメモリアルはさよなら』(作:深津ザオウ)のことです。
少年ジャンプ+編集長・細野修平氏もオススメの受賞作!
あらすじ
小学生・七橋の生きがいは、「好きな人が主人公のエロ漫画を描く」こと。いつものように作品の妄想に耽る七橋だが、ある日、憧れの男の子・坂草くんにその漫画を読まれてしまい…?エロ漫画が二人を繋ぐ、異色の青春読切56P!
少年ジャンブ+公式サイトより引用
小学生の女の子の趣味が「好きな人が主人公のエロ漫画を描く」ことという衝撃のスタート。しかもそれをその好きな人に見られるというハラハラの展開から、まさかあんな爽やか青春モノを繰り出されるなんて…!
悪いことは言わない、とりあえず読め!!!▼
よくある『クラスのイケメンが冴えない女子を気にかける系ラブコメ』とはワケが違う!(※以下ネタバレあり)
※ネタバレがあります!まずは作品を読んでね!
『クラスのイケメンがひょんなことから冴えない女子を気にかけはじめる』といった流れのラブコメはよく見かけます。逆も然りです。オタクに優しいギャルとか。
ただこの『ドキドキヌプヌプメモリアルはさよなら』通称”ドキヌプ”は中でも異質と言って良いでしょう。何せキッカケがエロ漫画。インパクトがすごいです。
年齢設定が12歳なのも絶妙ですよね。これが中学生や高校生だともっと下ネタに直結していきそうなところを、「エロに純粋に憧れる小学生」設定にすることで作品自体はひとつもエロに走らない。読者としても安心して気持ちよく読むことができました。
何より他の『クラスのイケメンが冴えない女子を気にかける系ラブコメ』と違うのは、冴えない女子がキラキラになっていくのではなく、イケメンが女子との出会いを通して非モテになっていくこと!そして非モテになったことを悲観せず、むしろ夢を見つけて以前に増して楽しそうに過ごしているという結末が今までにない切り口で感動しました。
評論家みたいに語っちゃったけど、おさしみちゃんは実は昔マンガ家を目指していて、持ち込みや投稿を重ねて何回か賞を取ったことがあるのだ!(説得力のための自己紹介)
少年ジャンプ+編集部では持ち込み&漫画賞受付中!
少年ジャンプ+編集部では持ち込み&漫画賞受付中です。
詳細はコチラ ▶ 少年ジャンプ+公式サイト
ドキドキヌプヌプメモリアルって…何…!?